初めて「国会内・政党間」の論戦があると認識した

政治資金規制問題は、関心があり、結構ニュースには目を通している。
昨日の論戦に目を見張ったのは、「議員提案を闘わせる」論争になっていたからだ。
「悪い意味で」「良い発見を」させてもらえた。笑

「行政(政府)」を対手にしない、「政党間の議員どうし」の国会論戦があることを、「発見」したからだ。
議員たちが相手にしてるのは、大臣などの政府関係者ではなく、「他党の議員どうし」なのだ。
いや、でもこれが本来の「国会」のあるべき姿である筈だ。
仮に最悪なネガティブな政治問題が契機になっていたとしても…

「政府vs.政党」ではなく「政党vs.政党」のやり取りは、彼ら自身の利権の源泉と直結する問題だけに、実に白熱して見応えがあった。
「国会」というのは、憲法に書き込まれている建前だけの存在じゃなかった。
別に褒めてる訳でも褒めたい訳でもない。
議員や各党のドス黒い腹の中も見え見えにしてくれるし、また、「政府に反対」だけではない、(自分たち自身の生き死にに関わるから当然だが)「積極的論戦」の場も実はあり得る。
「国会」には、きちんとした役割を果たし得る場合があるのだと知らしめてくれた。
それだけでも、今回の裏金問題の意義があったと、まずは評したい。